認知症の介護で家族が困りやすいこと7選|対応のコツを解説

認知症の介護で家族が困りやすいこととは?

認知症の親を介護していると、「何度説明しても分かってもらえない」「どう対応すればいいのか分からない」と悩む場面があります。
ここでは、家族が困りやすい7つのケースと、対応するときのポイントをご紹介します。

認知症の介護で困りやすい7つのこと

① 同じことを何度も聞く

何度も同じ質問をされると、家族もついイライラしてしまいます。
その都度「さっきも言ったでしょう」と否定するより、できるだけ落ち着いて答えることが大切です。
メモやカレンダーを活用するのも一つの方法です。

② 「物を盗られた」と訴える

財布や通帳などを自分でしまったことを忘れ、「誰かに盗られた」と思い込むことがあります。
「盗っていない」と強く否定するのではなく、まずは「なくなって心配ですね」と気持ちを受け止め、一緒に探してみましょう。

③ 怒りっぽくなった・暴言がある

認知症によって不安や混乱が強くなり、怒りや拒否として表れることがあります。
言い争いになりそうなときは、いったん距離を置き、落ち着いてから声をかけることも大切です。

④ お風呂や着替えを嫌がる

「お風呂に入って」と説得するだけでは、かえって拒否が強くなることもあります。
入浴する時間を変えたり、「一緒に準備しましょう」と声をかけたりするなど、本人が受け入れやすい方法を試してみましょう。

⑤ 外出して道に迷う

一人で外出することが心配になったら、外出したがる理由を考えることも大切です。
GPS機器などの見守り方法を検討し、地域包括支援センターやケアマネジャーにも相談しましょう。

⑥ 介護サービスを嫌がる

「デイサービスに行って」と一方的に勧めるのではなく、本人が嫌がる理由を聞いてみましょう。
最初は短時間の利用から始めるなど、無理のない方法を検討することもできます。

⑦ 家族だけでは介護が難しくなる

認知症が進行すると、見守りや生活全般のサポートが必要になる場合があります。
家族が疲れ切ってしまう前に、訪問介護やデイサービス、ショートステイなどの利用を検討しましょう。

🌿 「正しく対応する」より「抱え込まない」

認知症の介護では、家族がどれだけ頑張っても解決できないことがあります。
大切なのは、すべてを家族だけで背負わないこと。
ケアマネジャーや地域包括支援センター、介護サービスなど、周囲の力を借りながら介護を続けていきましょう。

よくある質問

Q.認知症の親にイライラしてしまうのは悪いことでしょうか?

介護の負担が大きければ、イライラしてしまうことはあります。
自分を責めるのではなく、介護から離れる時間をつくったり、周囲に相談したりすることが大切です。

Q.在宅介護が難しくなったらどうすればいい?

介護サービスを増やすほか、老人ホームなどの高齢者施設への入居を検討する方法もあります。
「限界になってから」ではなく、早めに情報を集めておくと安心です。

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