物忘れだけじゃない?認知症の初期症状チェック
認知症というと、「物忘れ」のイメージが強いかもしれません。
ですが実際には、初期の段階であらわれる変化はそれだけではありません。
「最近ちょっと様子が違う」
「前より怒りっぽくなった気がする」
「同じ話ばかりしている」
そんな小さな違和感が、認知症の始まりだったというケースもあります。
今回は、“物忘れ以外”にも見られる認知症の初期症状について、分かりやすくご紹介します。
年齢による物忘れとの違いは?
年齢を重ねると、誰でも多少の物忘れは増えます。
例えば…
・「昨日の夕飯が思い出せない」
・人の名前がすぐ出てこない
・置き場所を忘れる
これは加齢による変化でもよく見られます。
一方で、認知症の場合は…
・食事をしたこと自体を忘れる
・同じ質問を何度も繰り返す
・財布や通帳を何度も失くしたと言う
・自分の変化を自覚しにくい
“出来事そのもの”が抜け落ちるような特徴があります。
認知症の初期に見られやすい変化
① 同じ話を繰り返す
数分前に聞いた話を、初めて話すように繰り返すことがあります。
本人には繰り返している自覚がない場合も少なくありません。
② 怒りっぽくなる・不安が強くなる
認知症の初期には、「できない自分」への不安や混乱から、イライラが増えることがあります。
些細なことで怒る、被害的になるなど、性格が変わったように見えることもあります。
③ 趣味や外出への興味が減る
今まで好きだった趣味を急にやめたり、人付き合いを避けるようになることがあります。
「面倒だから」と見過ごされがちですが、意欲低下のサインである場合もあります。
④ 料理・お金管理などのミスが増える
・同じ物を何度も買う
・料理の手順が分からなくなる
・支払い忘れが増える
こうした“段取り”に関わる変化は、比較的早い段階から出ることがあります。
⑤ 時間や曜日の感覚があいまいになる
今日の日付が分からない、約束を忘れる、昼夜逆転気味になるなど、時間感覚の乱れが出ることもあります。
こんなときは早めの相談を
次のような変化が続く場合は、一度専門機関へ相談することも大切です。
- 以前より明らかに物忘れが増えた
- 家族とのトラブルが増えた
- お金や薬の管理が難しくなっている
- 認知症かどうか家族が不安を感じている
早めに相談することで、進行を遅らせる治療や生活環境の調整につながる場合があります。
また、「認知症ではなかった」というケースもあります。
まずは一人で抱え込まず、相談することが大切です。
家族が“違和感”を持つことはとても重要
認知症の初期は、本人よりも家族が先に変化へ気づくことが多くあります。
「気のせいかな?」と思う程度でも、毎日接している家族だからこそ気づける変化があります。
認知症は、早い段階で生活を整えたり、今後について考え始めることで、ご本人もご家族も安心につながることがあります。
また、認知症の方の入居・対応が可能な老人ホームを早めに知っておくことで、将来への不安が軽くなる方も少なくありません。
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