レビー小体型認知症とは?――症状・原因・対応をやさしく解説
「幻覚を見るようになった」「日によって様子がまったく違う」
そんな変化が見られると、ご家族も不安になりますよね。
もしかすると、それはレビー小体型認知症かもしれません。
■ レビー小体型認知症とは?
レビー小体型認知症とは、脳に「レビー小体」という異常なたんぱく質がたまることで起こる認知症です。
アルツハイマー型、血管性に続いて日本で3番目に多い認知症とされています。
■ 主な症状
① はっきりした幻視
実際にはいない人物や動物が見えることがあります。
② 日によって変わる認知状態
調子が良い日と悪い日の差が激しいのが特徴です。
③ パーキンソン症状
- 手足のふるえ
- 動作が遅くなる
- 歩行が不安定
④ 睡眠の異常
夢を見ながら大声を出したり、手足を動かしたりします。
■ 原因
脳にたまる「レビー小体」というたんぱく質が、脳の働きを邪魔することで発症します。
はっきりした原因はまだ解明されていません。
■ 接し方のポイント
- 幻覚は否定せず、受け止める
- 調子の良い時間に話す
- 安全を最優先に環境を整える
- 医師と相談し、薬は慎重に使用
■ 介護がつらくなったら
介護は「ひとりで抱え込まない」ことが大切です。
訪問介護や高齢者施設を利用するのは、決して逃げではありません。
こんなときは施設を検討するタイミングです
- 幻覚・妄想が頻繁
- 転倒リスクがある
- 介護する側の負担が限界
■ 専門家と一緒に最適な施設選びを
レビー小体型認知症は、施設ごとに対応力が大きく異なります。
対応に慣れた施設を選ぶことがとても重要です。
■ まとめ
- 幻覚・波のある症状が特徴
- 原因は完全には解明されていない
- 接し方で症状が和らぐこともある
- 無理せず支援を頼ることが大切
ご本人とご家族が、できるだけ安心して穏やかに過ごせる選択を、
私たちも一緒に考えます。

