高齢者の熱中症が多いのはなぜ?室内で熱中症?有効な熱中症予防とは?
高齢者の熱中症が年々増えている理由
「外に出ていないのに熱中症になった」「室内で倒れていた」
こうした話を聞くことが、年々増えています。
実は、熱中症による救急搬送のうち約半数以上が高齢者であり、その多くが室内で発症しています。
高齢者が熱中症になりやすい5つの理由
- ① 暑さを感じにくくなる
加齢により体温調節機能が低下し、「暑い」と感じにくくなります。 - ② 喉の渇きを感じにくい
水分補給が遅れがちに。 - ③ 筋肉量の減少
筋肉は水分をため込む働きがあるため、減ると脱水になりやすくなります。 - ④ エアコンを我慢してしまう
「もったいない」「体に悪い」と思って使わない方も。 - ⑤ 持病や服薬の影響
利尿剤や高血圧の薬などが脱水を促進することもあります。
「室内でも熱中症」が起こるのはなぜ?
室内であっても、風通しが悪く、温度や湿度が高いと熱がこもってしまいます。
特に、昼間外出をせずに過ごす高齢者にとっては、長時間高温多湿の中にいることが大きなリスクとなります。
窓を閉め切った部屋や、扇風機だけで過ごすことは危険です。
高齢者のための効果的な熱中症予防法
- ● 室内でもエアコンを使用
日中は28℃以下を目安に。湿度にも注意(60%以下) - ● こまめな水分補給
喉が渇く前に1日6~8回、少量ずつ - ● 塩分も適度に摂る
梅干し、味噌汁、スポーツドリンクなどで - ● 体調のチェック
熱がこもっていないか、だるさ・めまいはないか観察を - ● 薄手で通気性の良い服装
汗をかいても乾きやすく、体温調節しやすい素材がおすすめ
また、ご家族がこまめに声かけすることも大切です。
「水分とった?」「暑くない?」などの一言で、事故を防げることもあります。
もしものときのために
次のような症状が出たときは、熱中症のサインかもしれません。
- めまい・ふらつき
- 頭痛・吐き気
- 体のだるさ・力が入らない
- 汗が出ない、または大量の汗
こうしたときはすぐに涼しい場所に移動し、水分・塩分を補給しましょう。
回復しない場合は、ためらわずに医療機関を受診してください。
まとめ:命を守る、正しい知識と備え
高齢者の熱中症は、予防すれば防げるものです。
「室内だから大丈夫」は思い込み。
正しい知識と日々の習慣で、安心して夏を乗り越えましょう。
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