有料老人ホームは施設と入居者との契約になります。
信頼できる施設を選ぶためにも、どれだけ多くの情報を開示しているかは重要なポイントです。

また有料老人ホームは特殊法人により運営されているものもありますが、大多数は民間の株式会社などの営利法人の運営になります。 そのため倒産の可能性も考えておかなければなりません。
入居前に以下の資料を集め、よく理解することが必要でしょう。

  1. 入居契約書
  2. 管理規定
  3. 重要事項説明書
  4. 特定施設利用契約書
  5. 介護サービス等の一覧表
  6. サービス料金表
  7. 財務諸表等一覧
  8. 東京都消費生活条例による表示書面(東京都にある施設の場合)

なお、「7.財務諸表」の開示は義務付けられてはいませんが、ご自分が入居しようと考えているホームの財務諸表はできるだけ見ておくことをお薦めします。
ホームによっては年間の収支が分かる損益計算書や貸借対照表なども開示してくれるところもあります。