老人ホームへの入居をお考えでしたら、老人ホームに入るタイミングを考えることが重要です。「しまった!」と思わないよう、プランを立ててみてはどうでしょうか? 入りたいホームにいつでも選んで入れると思ったら大間違い。いくつか例をあげて考えて見ましょう。
有料老人ホームでゆったりと暮らしたい
健康型有料老人ホームはもちろん、介護付き有料老人ホームの中にも健康な方を対象にしたホームがあります。その多くは居室にキッチンや浴室などが設置され、居室の中で日常生活が一通り送れるようなタイプになっており、このようなタイプのほとんどが入居される時は自立の状態であることが前提とされます。介護型有料老人ホームは、それぞれの施設により入居条件がとても幅広く様々ですので、自分の関心の持ったホームについては、 早めにそのホームの資料を見て調べることが大切ですね。
要介護の家族をホームに預けたい
自分の場合ではなく、「家族をホームに預けたい」という方はどうでしょうか。
この場合もやはり「タイミング」が重要です。日本では「介護は家族がするもの」と言う考えが未だに根強く残っていますが、 家族が介護を行うことで、家族だけでなく介護を受ける本人にまで負担がかかるケースが少なくありません。「ぎりぎりまで家族で何とかしよう」と無理をすることで、逆に状態を重くしてしまうケースがあります。ときには、本人も家族も皆が幸せになるために、介護をプロに任せるという勇気も必要なのです。