認知症の親を安心して任せられる老人ホームの選び方

「徘徊が心配…」
「夜中に呼び出されることが増えた…」
認知症の親の介護は、体力だけでなく心もすり減ります
だからこそ、安心して任せられる施設選びがとても大切です。

🧠 認知症の親を預けるには「専門性」が重要

認知症には、以下のような症状があります:

  • 徘徊(夜中に家を出て迷子になる)
  • 幻覚や妄想(ありもしないことを信じてしまう)
  • 怒りっぽくなる(感情のコントロールが難しくなる)
  • 排泄の失敗(トイレの場所が分からなくなる)

これらに対応できるのは、認知症ケアに特化した施設です。

✅ どんな種類の施設を選べばいい?

施設の種類 特徴 向いているケース
グループホーム 認知症の方専用。少人数で家庭的な暮らし。 軽〜中程度の認知症、落ち着いた環境が必要な方
介護付き有料老人ホーム 24時間介護スタッフ常駐。看取り対応も可能な施設あり。 中〜重度の認知症、医療・介護の手厚さを重視する方
特別養護老人ホーム(特養) 介護度3以上が対象。費用が安いが待機者が多い。 重度で長期的な入居を考えている方

🔍 見極めポイント|ここをチェック!

① スタッフの認知症理解と対応力

  • 認知症介護の研修を受けているか
  • 怒鳴ったり無理やり誘導しないか
  • 急かさず、丁寧に接してくれるか

👉 見学時に「どんな対応をしていますか?」と質問してみましょう。

② 医療サポート体制

  • 認知症専門医の協力医療機関があるか
  • 定期的に診察してもらえるか
  • 夜間の急変時にも対応できるか

👉「看護師は常駐ですか?」「病院との連携は?」など確認を。

③ 安全性(徘徊・転倒防止)

  • 出入口に見守り機能やオートロックがあるか
  • 転倒しにくい床や手すりが整っているか
  • 迷子や誤食の防止対策がされているか

👉「徘徊が心配なんですが…」と正直に相談するのが大事です。

④ 家族との連携

  • 日々の様子をどのように報告してくれるか
  • 面会や連絡の頻度や方法は?
  • 緊急時の連絡体制はどうなっているか

👉「どんなときに家族に連絡をもらえますか?」を聞いておきましょう。

🗣 実際の利用者の声

「最初は不安でしたが、スタッフさんがとても丁寧で安心しました」
──千葉県・60代女性

「母が落ち着いて暮らせるようになり、私の気持ちも軽くなりました」
──東京都・50代男性

💡 見学のときに使えるチェックリスト(無料PDFにできます)

  • □ 認知症の方が多く入居しているか
  • □ スタッフの説明がわかりやすく丁寧だったか
  • □ 夜間の体制や医療連携は十分か
  • □ 家族との情報共有の仕組みがあるか
  • □ 徘徊や転倒に備えた環境が整っているか

📩 プロに相談するのも有効です

認知症に強い施設を探すには、介護の専門家に相談するのが確実です。

  • ご家族の状況に合った施設を紹介
  • 入居までの手続きや見学の同行もサポート
  • 地域の費用相場や空室状況もわかる