認知症の症状一覧|初期から中期・後期までわかりやすく解説【後編】
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この記事は後編です。
認知症の初期症状や加齢による物忘れとの違い、受診の目安については前編で詳しく解説しています。
前編では、認知症の初期症状や加齢による物忘れとの違いについてご紹介しました。
認知症は進行すると、生活への影響が大きくなり、ご本人だけでなくご家族の介護負担も増えていきます。
今回は、中期・後期に見られる症状や認知症の種類ごとの特徴、家族が心掛けたい接し方、老人ホームを検討するタイミングについて詳しく解説します。
認知症の中期に見られる主な症状
認知症が中期になると、物忘れだけではなく、日常生活のさまざまな場面で支援が必要になることが増えてきます。
中期に多い症状
- 同じ質問を何度も繰り返す
- 時間や場所が分からなくなる
- 家族の名前や顔が分からなくなることがある
- 徘徊(目的なく歩き回る)が見られる
- 財布を盗まれたと思い込む「もの盗られ妄想」
- 昼夜逆転し、夜中に活動する
- 着替えや入浴を嫌がる
- 料理や家事が難しくなる
- 金銭管理や服薬管理ができなくなる
この頃になると、一人暮らしや日中の独居生活に不安が生じるケースも少なくありません。
認知症の後期に見られる主な症状
後期になると、身体機能の低下も目立つようになり、日常生活のほとんどで介助が必要になります。
後期に多い症状
- 会話が難しくなる
- 歩行が不安定になる、寝たきりになる
- 食事の介助が必要になる
- 飲み込み(嚥下)の力が低下する
- 排泄の介助が必要になる
- 家族の顔が分からなくなることがある
- 意思表示が難しくなる
- 感染症や誤嚥性肺炎のリスクが高まる
後期では医療や介護のサポートがより重要になります。そのため、24時間介護や医療対応が可能な施設を検討するご家庭も増えてきます。
認知症の種類によって症状は異なる
認知症にはいくつかの種類があり、現れやすい症状にも違いがあります。
アルツハイマー型認知症
- 最も多いタイプ
- 物忘れから始まることが多い
レビー小体型認知症
- 幻視(実際にはないものが見える)
- 症状の変動が大きい
- 手足の震えや歩きにくさが現れることもある
血管性認知症
- 脳梗塞や脳出血の後に発症することがある
- できること・できないことの差が大きい
前頭側頭型認知症
- 性格や行動の変化が目立つ
- 同じ行動を繰り返すことがある
家族がやってはいけない対応
認知症の方は、不安や混乱を抱えながら生活しています。
そのため、次のような対応は避けたいところです。
- 「さっき言ったでしょ」と何度も責める
- 強く否定する
- 子ども扱いする
- 無理に思い出させようとする
- 怒鳴ったり急かしたりする
まずはご本人の話を受け止め、安心できる声掛けを心掛けることが大切です。
老人ホームを検討するタイミング
認知症が進行すると、ご家族だけで介護を続けることが難しくなる場合があります。
次のような状況が見られる場合は、老人ホームという選択肢も検討してみましょう。
✅ 徘徊が増えて目が離せない
✅ 一人暮らしが心配になった
✅ 昼夜逆転で家族が休めない
✅ 食事や服薬の管理が難しい
✅ 排泄や入浴の介助が必要になった
✅ ご家族の介護負担が限界に近い
施設によって受け入れ体制は異なりますので、認知症の方の入居・対応が可能かどうかを事前に確認することが大切です。
まとめ
認知症は進行に伴って症状が変化し、ご本人の生活だけでなく、ご家族の暮らしにも大きな影響を与えます。
- 初期は小さな変化を見逃さない
- 中期では安全な生活環境を整える
- 後期では介護と医療の体制を考える
- 困ったときは一人で抱え込まず相談する
早めに情報を集めて準備しておくことで、ご本人にとってもご家族にとっても安心できる選択につながります。
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認知症が進行すると、ご本人に合った生活環境を整えることがとても大切になります。
「まだ施設は早いのでは…」と感じる段階でも、情報収集を始めておくことで、いざという時に慌てず対応できます。
認知症の方の入居・対応が可能な老人ホームをお探しの方や、介護施設選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

