認知症の父が穏やかに過ごせる場所、見つけました

――介護に悩んだ日々の先に、家族が選んだ新しい暮らし。

認知症の症状が少しずつ進行して

父が認知症と診断されたのは、ちょうど80歳の誕生日を迎えた年でした。
最初は「ちょっと物忘れが増えたかな?」という程度だったのですが、次第に時間や場所の感覚が薄れ、家族のことを混同することも増えてきました。

母と私たち家族は在宅でのサポートを続けていましたが、夜間の徘徊や急な混乱が続くと、どうしても限界が来てしまいます。
「このままでは家族が共倒れしてしまう」そんな不安の中で、施設という選択肢が現実味を帯びてきました

初めての見学で感じた“安心感”

私たちは数か所の施設を見学しましたが、ある介護付き有料老人ホームで、心が動きました。
それは、スタッフが父の目線に合わせて、ゆっくり、やさしく話しかけていた場面を見たときです。

「ここなら、父も安心して過ごせるかもしれない」
そう感じたのは、施設の設備の立派さよりも、人のあたたかさでした。

父が新しい生活に慣れていくまで

入居直後は、やはり不安定な日もありました。
しかし、スタッフの方々が根気よく寄り添ってくださり、毎日同じ時間に声をかける、散歩に誘う、お茶を飲む…そんな小さな積み重ねが父の心を安定させていきました。

1か月も経つ頃には、表情がやわらぎ、笑顔を見せるように。
以前のように冗談を言って、スタッフさんに笑ってもらうことも増えてきたのです。

「穏やかに暮らす」ということ

認知症に完治はありません。でも、その人らしさを大切にしながら、安心して過ごせる環境はつくれる
父の姿を見て、私たちはそう実感しています。

家族としてできることは、すべてを背負うことではなく、「頼る」という選択肢を持つこと
その結果、父にとっても、私たち家族にとっても、心の余裕が生まれました。

認知症の親に合った施設を選ぶために

  • 見学を重ねて、スタッフの対応を見極める
  • 医療・看護体制が整っているか確認する
  • 親の性格や過ごし方に合う環境かどうか
  • 費用面で無理がないか
  • 家族も安心して面会できる雰囲気か

施設選びに「正解」はありません。けれど、「納得できる選択」はあります。
ご家族でたくさん話し合って、時にはプロに相談して、後悔のない選択をしてほしいと願っています。

認知症対応の施設選びに悩んでいる方へ

「認知症の親にどんな施設が合うのかわからない」
「費用がどれくらいかかるのか不安」
そんなお悩みがあれば、ぜひ私たちにご相談ください。
ご家族の状況やご希望に合わせて、最適な施設をご紹介いたします。