親が実家を売って施設に入ったときのリアルな話|家族の記録

――「家を手放す」という決断の裏側には、家族の想いと現実がありました。

「実家を売る」決断は、簡単ではなかった

私の母は、80歳を超えても元気で、長年住み慣れた一戸建てで一人暮らしをしていました。
けれど、少しずつ「段差につまずいた」「買い物に行けない日が増えた」など、小さな不安が重なっていきました。

ケアマネージャーや私たち家族と相談する中で、老人ホームという選択肢が浮かびました。
でも、その費用を考えると、今の年金と貯金だけでは足りない…という現実がありました。

母の一言「家を売って、好きな場所で暮らしたい」

一番悩んでいたのは母本人だったと思います。
「この家で暮らしてきた時間は宝物。でも、それに縛られるのも違う気がする」
そう言って、母は自ら「家を売る」決断をしました

私たち家族も迷いましたが、最後は「母が納得して笑顔で過ごせる場所を選ぶべき」と一致しました。

実際にかかった費用と施設の選び方

実家は築30年以上の一戸建て。
リフォーム歴はあったものの、売却額は約2,800万円
そのうちの約1,000万円を入居一時金にあて、月額30万円台の施設を選びました。

選んだ施設は、介護付き有料老人ホーム
医療体制も整っていて、スタッフの雰囲気もよく、母も「ここなら安心」と感じたようです。

母の「第二の暮らし」が始まった

入居から数か月。
正直、最初は「寂しい」と口にしていた母でしたが、今では近くの友人と談笑したり、趣味の手芸教室に通ったりと、実家にいた頃よりもアクティブになっています。

私たち家族も、安心して暮らしを見守れるようになりました
実家を売るのは感情的にも重い選択でしたが、結果的に「良い決断だった」と思えています。

実家を売って施設へ、考えるべき3つのポイント

  • 家族での話し合いはじっくりと
    親の気持ちを一番に、でも現実的な視点も忘れずに。
  • 不動産売却は信頼できる業者へ
    相続や税金も含め、専門家に相談しながら進めるのが安心です。
  • 施設選びは「見学」が鍵
    雰囲気、スタッフ、設備など、実際に足を運ぶと印象がガラリと変わります。

施設選びに悩んだら、まずはご相談を

「親が施設に入るかもしれない」「実家をどうするか迷っている」
そんな時は、専門のアドバイザーに相談するだけでも気持ちが軽くなります。
家族にとって納得できる選択を、一緒に考えてみませんか?