「幻視」はサイン?レビー小体型認知症の初期症状を見逃さない
🟢 「誰もいないのに、人が見えると言う」
🟢 「虫がいる、子どもが立っている…と話す」
こんな言葉を高齢の親から聞いて、
不安になったことはありませんか?
実はその「見える」という体験は、
レビー小体型認知症の初期に多くみられるサインのひとつです。
この記事では、
レビー小体型認知症に特徴的な 「幻視」 を中心に、
初期症状として知っておきたいポイントを、分かりやすくお伝えします。
レビー小体型認知症とは?
レビー小体型認知症は、
アルツハイマー型、血管性認知症と並ぶ
三大認知症のひとつです。
特徴は、
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記憶障害よりも、症状のゆらぎが目立つ
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比較的早い段階から 幻視 が現れやすい
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パーキンソン症状(動きにくさ・小刻み歩行など)を伴うことがある
👉 「物忘れが少ないから大丈夫」と思われやすく、
👉 発見が遅れやすい認知症でもあります。
「幻視」とはどんな症状?
🟢 実際には存在しないものが、はっきり見える
レビー小体型認知症の幻視は、
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とても具体的
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本人にとっては現実そのもの
という特徴があります。
よくある例としては、
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知らない人が部屋に立っている
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子どもや動物が見える
-
虫が床を這っている
👉 ぼんやりした影ではなく、
👉 形や人数まで説明できることが多いのが特徴です。
🟢 本人は「見えている」と確信している
大切なポイントは、
本人は嘘をついているわけでも、混乱しているつもりでもないということ。
「そこにいる」と、
本当に見えている世界を話しています。
幻視が出たとき、やってはいけない対応
🟢 「そんなのいないでしょ」
🟢 「気のせいだよ」
🟢 「また変なこと言ってる」
こうした否定は、
本人の不安や恐怖を強めてしまいます。
👉 「見えている」という体験そのものを、
👉 否定しないことがとても大切です。
幻視へのやさしい対応のヒント
🟢 感情に寄り添う
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「怖かったね」
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「びっくりしたね」
まずは、気持ちを受け止めます。
🟢 無理に現実を訂正しない
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「もういなくなったみたいだね」
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「大丈夫、ここは安全だよ」
👉 安心につながる言葉が効果的です。
🟢 環境を整える
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部屋を明るくする
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影ができにくい照明にする
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テレビやカーテンの模様を見直す
👉 視覚的な刺激を減らすことで、
👉 幻視が軽くなることもあります。
幻視以外に見られやすい初期症状
レビー小体型認知症では、
次のような症状が組み合わさって現れることがあります。
🟢 日によって理解力や反応が大きく変わる
🟢 動作が遅くなる、表情が乏しくなる
🟢 転びやすくなる
🟢 睡眠中に大声を出したり、体を動かす
👉 ひとつだけで判断せず、
👉 いくつか重なっていないかを見ることが大切です。
早めに気づくことの意味
レビー小体型認知症は、
薬の選択に注意が必要な認知症です。
適切な診断につながることで、
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症状が和らぐ
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生活の工夫がしやすくなる
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家族の戸惑いが減る
といったメリットがあります。
不安を感じたら、ひとりで抱え込まないで
「まだ病院に行くほどじゃない気がする」
「でも、何となく気になる」
その感覚は、とても大切です。
無料相談のご案内
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幻視が出ていて心配
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レビー小体型認知症かもしれない
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今後の暮らし方をどう考えればいいか迷っている
そんな段階でも大丈夫です。
状況を整理しながら、
ご家族に合った選択肢を一緒に考えます。
🟢 「見える」という言葉の奥に、不安が隠れています。
🟢 早く気づくことは、守ることにつながります。

