【BOOKS GUIDE】出雲リハ病院式認知症予防ドリル150

内容紹介

『出雲リハ病院式認知症予防ドリル150』

島根県の出雲市民リハビリテーション病院が考案した、認知機能改善ドリル。
実際に病院の入院患者さんに解いてもらい、
70%以上の方に、認知機能の改善効果がみられました。

ドリルの問題は15ジャンルからなり、
高齢者の日常生活に題材をとったものも多く含まれています。
例えば、料理の完成までの手順を並べ替えたり、「オレオレ詐欺の電話を受ける」絵を見て、起こりうる危険を予測し、対策を考える問題、食べられるものと食べられないものを区別する問題などもあります。

各ジャンルの問題は、「目的」「方法」「取り組みにくい時の対処法」「日常生活での応用」なども解説。個人や施設での取り組みにもヒントとしても使えます。

付属の一言日記は、記憶力や遂行能力を鍛えることができます。欄外の多種多様な質問では、回想しながら長期記憶の活性化もねらえるでしょう。

なお、本書は、『出雲リハ病院式認知症予防ドリル300(CD-ROM版)』からの150シート抜粋版です。

【問題ジャンル】
1.計算問題
2.日本語穴うめ
3.道具の使い方
4.連想課題
5.文字えらび
6.間違いさがし
7.課題つきめいろ
8.季節のものごと
9.ものごとの手順
10.異食防止
11.遅延再生
12.変則じゃんけん
13.表情の認識
14.危険予測
15.思い出ぬりえ

【もくじ】
◆はじめに・・・・・2
◆注意事項・・・・・4
◆出雲リハ病院式ドリルとその取り組みについて・・・・・5
◆エビデンス・・・・6
◆問題解説・・・・・8
◆ドリル臨床試験こぼれ話・・・・・20
◆一言日記・・・・・21
◆問題・・・・・・・25
◆解答例・・・・・・176
著者について

出雲市民リハビリテーション病院、リハビリ科専門医。指導医。医学博士。