【シニアの健康】高齢者のタンパク質不足を防ぐ食事

年齢を重ねると、「食事の量が減った」「肉や魚をあまり食べなくなった」という高齢者も少なくありません。

そこで気をつけたいのがタンパク質不足です。
タンパク質は筋肉や体の組織をつくるために必要な栄養素。毎日の食事から意識して摂ることが大切です。

高齢者にタンパク質が大切な理由

高齢になると、食事量が減ったり、肉や魚を食べる機会が少なくなったりすることがあります。

しかし、食事量が減ったからといって、必要な栄養まで少なくてよいとは限りません。
主食だけで済ませる食事が続かないようにすることがポイントです。

タンパク質を含む食品

毎日の食事では、次のような食品を組み合わせてみましょう。

● 肉類 鶏肉・豚肉・牛肉など

● 魚 鮭・さば・いわしなど

● 卵 卵焼き・ゆで卵・茶碗蒸しなど

● 大豆製品 豆腐・納豆・豆乳など

● 乳製品 牛乳・ヨーグルト・チーズなど

タンパク質不足を防ぐ3つのコツ

1.毎食少しずつ取り入れる

朝は卵やヨーグルト、昼は豆腐や魚、夕食は肉や魚など、毎食少しずつ取り入れると続けやすくなります。

2.食欲がないときは食べやすいものを

豆腐、納豆、卵、ヨーグルトなど、少量でも食べやすい食品を活用しましょう。

3.主食だけで終わらせない

おにぎりに卵を添える、うどんに肉や卵を加えるなど、「もう一品」を意識するだけでも工夫になります。


食事制限がある方は注意しましょう

腎臓病などで食事やタンパク質の制限を受けている方は、自己判断で摂取量を増やさず、医師や管理栄養士に相談しましょう。

無理なく続けることが大切

高齢者のタンパク質不足を防ぐためには、肉だけに頼る必要はありません。

肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などを組み合わせ、毎日の食事に少しずつ取り入れていきましょう。

「何を食べるか」だけでなく、「おいしく楽しく食べられること」も大切です。

よくある質問

Q.高齢者は毎日肉を食べる必要がありますか?

いいえ。魚、卵、大豆製品、乳製品などからもタンパク質を摂ることができます。

Q.食欲がない場合はどうすればいいですか?

少量でも食べやすい食品を取り入れてみましょう。体重減少などが続く場合は、医療機関への相談も検討してください。

高齢のご家族のこれからの暮らしも考えてみませんか?

食事や健康面の変化が増えてきたら、「自宅での生活を続けられるかな」と将来について考えるご家族も少なくありません。

老人ホームや高齢者施設は、元気なうちから情報を集めておくと、いざというときにも安心です。

※この記事は高齢者の食生活について一般的な情報を紹介するものです。必要なタンパク質量は年齢や体格、活動量、健康状態などによって異なります。食事制限がある方は、医師や管理栄養士にご相談ください。