自分の携帯電話番号の一部が思い出せなかった!認知症の可能性がありますか?

「自分の携帯電話番号なのに、一部が思い出せなかった……」そんな経験をすると、「もしかして認知症なのでは?」と不安になることがありますよね。

しかし、携帯電話番号の一部を思い出せなかったという出来事だけで、認知症と判断することはできません。疲れやストレス、加齢による記憶の変化など、さまざまな原因が考えられます。

物忘れについて考える高齢者

🌿 まず知っておきたいこと

「思い出すまでに時間がかかったこと」と「記憶そのものが失われていること」は、必ずしも同じではありません。忘れ方や頻度、日常生活への影響を確認することが大切です。

携帯電話番号を忘れただけで認知症?

携帯電話番号は、普段から自分で入力する機会が少ないと、覚えていたつもりでもすぐに思い出せないことがあります。

また、年齢にかかわらず、緊張しているときや疲れているとき、別のことに気を取られているときには、知っている情報が一時的に出てこない場合があります。

一度だけ番号の一部を思い出せなかったからといって、すぐに認知症を疑う必要はありません。ただし、同じようなことが何度も起こる場合は、ほかの変化にも目を向けてみましょう。

注意したい物忘れのサイン

認知症では、記憶力だけでなく、判断力や言葉、時間・場所の理解などに変化が見られることがあります。

  • 最近の出来事や会話を何度も忘れる
  • 同じ質問や話を繰り返すことが増えた
  • 慣れた場所で道に迷う
  • 金銭管理や買い物が難しくなった
  • 言葉が出にくく、会話が続けづらくなった
  • 以前できていた日常生活の作業が難しくなった

これらの変化がある場合でも、必ず認知症とは限りません。生活への影響や経過を確認するために、医療機関で相談することが大切です。

物忘れにつながる認知症以外の原因

記憶や集中力の変化は、認知症以外の原因によって起こる場合もあります。

  • 睡眠不足や疲労
  • ストレスや不安
  • 気分の落ち込み
  • 薬の影響
  • 体調の変化や栄養不足など

急に混乱したり、短期間で記憶や行動に大きな変化が出たりした場合は、認知症以外の病気が関係している可能性もあります。早めに医療機関へ相談しましょう。

気になるときは何科を受診する?

物忘れが繰り返される、生活に支障が出ている、家族から変化を指摘されたという場合は、まずかかりつけ医に相談する方法があります。

必要に応じて、物忘れ外来や脳神経内科、老年精神科などを紹介してもらうこともできます。受診時には「いつから」「どのような場面で」「どのくらいの頻度で」起こったかをメモしておくと、相談しやすくなります。

よくある質問

Q.自分の電話番号を忘れたら、認知症の検査を受けるべき?

一度忘れただけで、必ず検査が必要とは限りません。ただし、物忘れが繰り返される場合や、日常生活に変化がある場合は、医師に相談してみましょう。

Q.年齢による物忘れと認知症はどう違いますか?

加齢による物忘れでは、忘れたことを後から思い出せる場合があります。一方、認知症では、最近の出来事を忘れたり、生活に支障が出たりすることがあります。ただし、判断には医師による評価が必要です。

関連記事

無料相談のご案内

認知症の症状や物忘れが気になるとき、ご家族だけで悩みを抱え込む必要はありません。

認知症に対応している高齢者施設や、将来の住まいについて相談したい方は、専門の相談員にご相談ください。

※本記事は一般的な情報を紹介するもので、医療上の診断や治療を目的とするものではありません。物忘れや認知機能の変化が気になる場合は、医師や専門職にご相談ください。