外で認知症と思われる方を見つけたらどうすればいい?
外で認知症と思われる方を見つけた場合、以下のステップを踏むと良いでしょう:
- 落ち着いてアプローチ: まず、その方に対して穏やかで親しみやすい態度で接します。相手が驚いたり、警戒したりしないように気をつけましょう。
- 自己紹介: 自分が誰であるかを簡単に紹介し、相手の気持ちを落ち着けるようにします。「こんにちは、私は○○です。お手伝いできることがあれば教えてください。」などと声をかけてみてください。
- 基本的な情報を尋ねる: 相手に名前や住んでいる場所、家族について尋ねてみますが、あまり質問が多すぎると逆に混乱を招くことがあります。シンプルに尋ねることがポイントです。
- 周囲の人に聞く: 近くにいる人やお店のスタッフなどに、その方について知っているかどうか尋ねるのも有効です。誰かがその方を知っているかもしれません。
- 安全を確認: その方が安全な場所にいるか確認し、必要であれば安全な場所に誘導します。交通量が多い場所や危険な場所にいないか注意します。
- 連絡先やIDの確認: もし財布やバッグにIDカードや連絡先が入っていれば、それを確認し、家族や関係者に連絡を取ります。
- 地域のサポートを利用: 地域の認知症支援団体や福祉施設、警察などに連絡し、サポートを求めるのも一つの手です。これらの機関は適切な対応をしてくれる場合があります。
- 警察への連絡: もし安全が確保できず、または助けが必要な場合は、警察に連絡します。警察は認知症の方を安全に対応するための経験が豊富です。
- 専門家に相談: 場合によっては、地域の社会福祉士や認知症の専門家に相談することも考慮します。
大切なのは、相手が不安や混乱を感じないように、やさしく、そして慎重に対応することです。