介護疲れ チェックシート
Saito Makoto
介護疲れは、知らず知らずのうちに心身に蓄積することがあります。その兆候を早めにキャッチするためのチェックシートを活用することで、自分の状態を客観的に把握できます。以下に、簡単なチェック項目を示します。
介護疲れセルフチェックシート
1. 身体的な疲れ
- 夜間の介護で十分な睡眠が取れていない。
- 慢性的な肩こりや腰痛がある。
- 食欲が落ちたり、食事をするのが面倒に感じる。
- 風邪を引きやすくなったり、体調不良が続いている。
2. 精神的な疲れ
- イライラしやすくなり、些細なことでも怒ってしまう。
- 介護に追われて気分が落ち込みやすい。
- 将来に対する不安や心配が常に頭を離れない。
- 家族や友人との会話が減り、孤独を感じる。
3. 介護に関する負担感
- 介護のために仕事や趣味を諦める場面が多い。
- 「自分が全てをやらなければならない」と感じている。
- 他の家族からの協力が得られず、不満を抱いている。
- 介護に費やす時間や費用が家計を圧迫している。
4. 心の余裕がなくなっているサイン
- 些細なことで涙が出たり、感情が不安定になる。
- 何をするにもやる気が出ない、または面倒に感じる。
- 「逃げたい」「誰かに代わってほしい」と強く思う。
- 自分の健康や生活を後回しにしていると感じる。
判定
- 1〜4項目該当：少し疲れが出てきているサイン。休息を意識しましょう。
- 5〜9項目該当：介護疲れの初期段階。家族や友人に協力を依頼したり、専門機関に相談を始めてみましょう。
- 10項目以上該当：介護疲れが進行している可能性あり。一時的な介護サービスの利用や、プロの支援を検討してください。
チェック後の対応
- 体調管理を優先：健康診断や食事改善を行い、身体を労わりましょう。
- 支援を受ける：地域包括支援センターやケアマネージャーに相談し、負担を軽減する方法を探します。
- 一人で抱え込まない：家族や友人と役割分担を話し合い、負担を分散します。
もしあなたが特にお悩みのポイントや状況があれば、具体的なサポート策も提案できますので、お気軽にお話しくださいね。
